Arduinoとホコリセンサー(Groveダストセンサー)でPM2.5をμg/m^3単位で測定する方法をソースコード付きで解説します。
Groveダストセンサー
Groveダストセンサーは、一定時間のLowパルスの占有時間により大気中の粒子状物質の濃度を測っています。
(占有時間と粒子状物質の濃度は比例関係)します。
直径1μmの粒子も検知できるので、PM2.5の計測もできます。
前回の記事では、pcs/0.01cf単位で濃度を測定していました。
【Arduino】ほこりセンサーでPM2.5測定(μg/m^3単位)
今回は、PM2.5マップでよく使われている単位[μg/m^3]に変換してみました。
回路構成
赤:5V、黒:GND、オレンジ:信号ピン(8番)
【使用機器】
・Arduino UNO ×1
・GROVE – ダストセンサ×1
・ブレッドボード ×1
・ジャンパーワイヤ 数本
※使用したダストセンサ
【製造元の文献】http://wiki.seeed.cc/Grove-Dust_Sensor/
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードです。
【参考】pulseIn関数の使い方
実行結果
サンプルプログラムの実行結果です。
部屋で測定しました。
【シリアルモニター】
1.38[ug/ m3] 2.43[ug/ m3] 1.26[ug/ m3]
【参考文献】
https://github.com/intel-iot-devkit/upm/pull/409/files
【関連記事】
Arduino入門 基本的な使い方
コメント
M5Stackに興味を持ち、色々と参考にさせていただいています。
ありがとうございます。
それでこのサンプルですが「PM2.5粒子の半径(0.44μm)」とあるのですが、PM2.5は粒径2.5μmだと思うのですが、なぜ半径が0.44μmになるのでしょうか?
不勉強でこちらの解釈が出来ていないということであれば、大変、申し訳ないのですが、ご教授いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
ご指摘のとおり、直径2.5μmの誤りでした。
ありがとうございます。