この記事では、Arduinoマイコンと温度センサ(LM35DZ)で気温を測定する方法をソースコード付きで解説します。
LCD画面に文字列を表示
今回は温度センサLM35DZとArduinoを組み合わせて気温の計測をおこないます.
回路構成(配線図)
Arduinoと電子部品の構成図(左)と温度センサ(右)は下記の通りです。
電子部品 | 個数 |
---|---|
Arduino UNO | 1個 |
温度センサ LM35DZ | 1個 |
ジャンプワイヤー | 4本 |
プログラム(スケッチ)の処理の流れは下記の通りです。
– | 説明 |
---|---|
① | Arduinoのアナログピンから温度センサーの出力電圧を取得する |
② | 得られた電圧値から摂氏温度を計算する |
③ | シリアル通信で計算した摂氏温度の値をPCに送る |
④ | 1秒待機 |
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードは下記の通りです。
float a_in; // アナログ入力値(0〜203) float temp_c = 0; // 摂氏値( ℃ ) void setup(){ Serial.begin(9600); // シリアル通信速度 } void loop(){ // アナログピンから計測値を取得(0〜203) a_in = analogRead(0); // 入力値を摂氏に換算 temp_c = ((5 * a_in) / 1024) * 100; // 改行しながら出力 Serial.println( temp_c ); // 1000ms待機 delay(1000); }
実行結果
下画像はシリアルモニターの画面です。
温度データが送られてきていることがわかります。
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