M5 AtomとENV Pro Unitで空気質を測定する方法についてまとめました。
ENV Pro Unit
各出力データの詳細については、BME688データシート(PDF)のP.31 “Table 20: BSEC outputs” に記載されています。
プログラム内部データ名 | BSEC出力名 | 説明 |
---|---|---|
IAQ | IAQ (0-500) | モバイルデバイス向けの空気質インデックス値 |
sIAQ (ppm) | Static IAQ (“s-IAQ”) 据え置きデバイス向けの空気質インデックス値 | |
eCO2 (ppm) | CO2 equivalents (ppm) | CO2推定値 |
bVOC (ppm) | b-VOC equivalents (ppm) | 息に含まれる揮発性有機化合物(VOC)相当値 |
rTMP (℃) | Raw temperature (℃) | センサAPIからの温度Rawデータ |
TEMP (℃) | Ambient temperature (℃) | センサ内部の熱源の影響を考慮した補正済みの温度 |
rHMD (%) | Raw relative humidity (%) | センサAPIからの相対湿度Rawデータ |
HUMI (%) | Ambient relative humidity (%) | センサ内部の熱源の影響を考慮した補正済みの相対湿度 |
PRES (hPa) | Raw Pressure [Pa] | センサAPIからの気圧Rawデータを100倍した値 |
BATT (%) | – | バッテリー残量 M5StickC / M5StickC Plus / CoreInk のみ |
温度、相対湿度、気圧以外のガスセンサ値(IAQ/sIAQ/eCO2/bVOC)は、BoschソフトウェアライブラリBSECによる出力の値が安定(accuracyが1以上)してから表示されます(起動後5分程度かかる)。
【準備】ライブラリの追加
① Bosch-BME68x-LibraryとBosch-BSEC2-Libraryのそれぞれから「Code」 > 「Download ZIP」をクリックし、ZIPファイルをダウンロードします。
② Arduino IDE の 「スケッチ」 > 「ライブラリをインクルード」 > 「.ZIP形式のライブラリをインストール」から先程ダウンロードしたZIPファイルを選択し、ライブラリを登録します。
コメント