【M5Stack】wifiに接続して無線通信・簡易サーバー構築

M5Stack(Arduino)でwifiに接続して無線通信したり簡易サーバーを構築する方法について紹介します。

M5Stackで無線接続(wi-Fi)テスト

WiFi.hライブラリを使うことで、M5Stackでwi-Fiに接続して無線通信したり簡易サーバーを構築できます。
まず、指定した「SSID」「パスワード」のwifiに接続してみます。

【サンプルコード】


【実行例】

M5stackのLCD画面にIPアドレスが表示されたら接続成功です。

【M5でIoT入門】基本的な使い方から応用例まで解説
IoTデバイスのM5シリーズ(M5Stack、M5StickCなど)の基本的な使い方から応用例まで解説します。

M5Stackで簡易サーバー作成

続いてM5stackを簡易サーバー化してみます。
これも、WiFi.hライブラリを使うことで簡単に実装できます。

【サンプルコード】


【実行例】

PCブラウザでM5Stackに割り当てられたローカルIPアドレスにアクセスし、リンクを押したら画面の色が変化します。

M5StackをDMZに配置し、グローバル接続できるようにする

M5StackをDMZに配置し、グローバル接続できるようにします。
WiFi.config() でローカルIPアドレス等を指定(固定)し、WiFi.begin() で接続を開始します。
あとは、ルーターのDMZ設定などで固定したローカルIPアドレスを設定すれば、グローバルネット(WAN側)からグローバルIPアドレス(ルーターのもの)でアクセスできます。

スマホやPCブラウザで以下のURLにアクセスすればM5Stackにアクセスできます。

http://xxx.xxx.xxx.xxx

xxx.xxx.xxx.xxxはルーターのグローバルIPアドレス

【サンプルコード】


DMZについては以下ページでも紹介しています。

429 Too Many Requests
【M5でIoT入門】基本的な使い方から応用例まで解説
IoTデバイスのM5シリーズ(M5Stack、M5StickCなど)の基本的な使い方から応用例まで解説します。

コメント

  1. RUNA より:

    > WiFi.config(ip, gateway, subnet); //static_ip
    IP引数の順序、間違ってません?

    • 管理人 より:

      ※RUNA様
      コメントありがとうございます。
      私の環境では、この引数で正常に動作しますね。